『シャルドネ』&『ピノ・ノワール』 産地で変わる味わいの比較テイスティング
タイトル

2023.4月22日開催 ワインの勉強初歩の初歩セミナー
4~6月のテーマ『好みのワインを見つけよう』Vol.1
タイトル: 『シャルドネ』と『ピノ・ノワール』の産地で変わる比較テイスティング –
はじめに
ワインの世界は多種多様で、初心者には少し分かりにくいことも多いですよね。今回は、シャルドネとピノ・ノワールという二つの有名なブドウ品種を中心に、産地によってどのように味わいが変わるのかを比較テイスティングしながら、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
シャルドネとピノ・ノワールについて
まず、シャルドネとピノ・ノワールについて簡単に説明しましょう。シャルドネは白ワイン用のブドウ品種で、世界中で広く栽培されています。ピノ・ノワールは赤ワイン用のブドウ品種で、特にフランスのブルゴーニュ地方が有名です。それぞれ独特の風味がありますが、産地によってその特徴が異なります。

シャルドネの産地別テイスティング
(1) フランス・シャブリ
爽やかで繊細な酸味
ミネラル感が強い
フルーツの香りが控えめ
(2) オーストラリア・ヤラバレー
果実味が豊かでトロピカル
オーク樽熟成によるバニラの香り
酸味とバランスが良い
(3) アメリカ・カリフォルニア
濃厚でバターのような口当たり
オーク樽熟成によるスパイスの香り
やや重たい印象

ピノ・ノワールの産地別テイスティング
(1) フランス・ブルゴーニュ
エレガントで繊細な果実味
土壌由来のミネラル感
シルキーなタンニン
(2) ニュージーランド・マールボロ
ベリー系の果実味が豊か
軽快で飲みやすい口当たり
スパイシーなアクセント
(3) アメリカ・オレゴン
ダークチェリーやブラックベリーの味わい
やや力強いタンニン
土壌や森林のニュアンスを感じる

ペアリングの楽しみ方
それぞれのワインは、料理とのペアリングによってさらに味わいが引き出されます。例えば、フランス・シャブリのシャルドネは、牡蠣や魚介類の料理によく合います。また、ニュージーランド・マールボロのピノ・ノワールは、鴨肉やキノコ料理と相性が良いです。
まとめ
シャルドネとピノ・ノワールは、産地によってそれぞれ独自の特徴があります。初心者の方も、この記事を参考にして、ワインの多様な味わいを楽しんでみてください。お気に入りの産地や銘柄を見つけるのも、ワインの楽しみのひとつです。これからもっとワインに親しみ、自分だけのお気に入りを見つけていただければ幸いです。
次回、5月27日開催の『好みのワインを見つけよう』Vol.2
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