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  • 万童 林

2022.12.3 ワイン産地のABC テーマ『ボルドー地方、サンテミリオン衛生地区』


Château Barrail Saint Andre

設立年月日 1920年


生産者 シャトー・バライユ・サン・タンドテ

生産地 フランス/ボルドー

原産地呼称 サン・テミリオン グラン・クリュ

葡萄品種 メルロー100%

容量 750ml


ワインのスタイル

ボルドー・サンテミリオン・グラン・クリュ

アルコール度数 14%

領域 5ヘクタール

土壌タイプ 石灰岩粘土土

ブドウの平均樹齢 40年


タンクの種類 ステンレス鋼

エージング 新樽 50%

年平均生産量

20000本




Château Daugay

シャトー・ドーゲ

アンジェリュスの隣に位置するシャトー

ドーゲは、1816年に創立され、1867年のパリ万国博覧会で金賞を受賞した輝かしい歴史を持つシャトーです。18世紀末から続く畑はサン・テミリオンの南斜面に広がり、シャトー・アンジェリュスの隣に位置しています。


ブドウは温度管理されたステンレスタンク内で発酵後、50%を1年樽、残りを大樽にて18~20カ月熟成します。メルローがもたらすフルーティーさと、凝縮感やスパイスのニュアンスが感じられます。しなやかな口当たり、適度な熟成感が楽しめます。


生産者 シャトー・ドーゲ

生産地 フランス/ボルドー

原産地呼称 サン・テミリオン グラン・クリュ

葡萄品種 メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン

容量 750ml




シャトー・ボーセジュール サン・シュルフィテ 2017 赤 

Chateau Beausejour Sans Sulfite


ピュイスガン・サン・テミリオンを拠点にするシャトー・ボーセジュール。1934年から3世代に渡り受け継がれ、農薬や化学肥料に頼らない自然を尊重したブドウ栽培を行い、1996年からはビオロジックを実施しています。


オーナーであるデュピュイ家のフラッグシップであるシャトー・ボーセジュールですが、いくつかのユニークなキュヴェを持っており、このサン・シュルフィテもそのひとつ。名前の通り、亜硫酸塩無添加で仕立てられます。これはボルドーではあまり見られません。


もうひとつ際立った個性がカベルネ・フラン100%ということ。年によって違うようですが、2017ヴィンテージは特にカベルネ・フランの出来が良かったため、このようなワインが出来上がった、とのことです。


ピュアなベリー系果実感の中にも木の根、根菜、キノコなど土系のニュアンスや、野菜、スパイスなど複雑で広がりのある風味をもたらしてくれます。旨味の凝縮した個性的なワインです。


自然を尊重する造り手の超ユニークキュヴェ!カベルネ・フラン100%で亜硫酸塩無添加のボルドー、非常に珍しいです!


生産者 シャトー ボーセジュール

生産地 フランス/ボルドー AOCピュイスガン・サン・テミリオン

原産地呼称 サン・テミリオン グラン・クリュ

葡萄品種 メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン

容量 750ml


Chteau Rocher Corbin

シャトー ロシェ コルバン(赤)

生産者 シャトー ロシェ コルバン

生産地 フランス/ボルドー 

原産地呼称 モンターニュ・サンテミリオン

葡萄品種  メルロ85%、カベルネ フラン15%

容量 750ml

オーガニック認証 SO2不使用


オーガニック栽培 × 粒単位での葡萄の選別

ピュアなフルーツの味わいが楽しめるボルドーワイン

自然環境を尊重しながら品質向上に努める

シャトー ロシェ コルバンはモンターニュ サンテミリオンの中心に位置するワイナリーです。現在は4代目のフィリップ デュランがオーナーを務めています。10年以上前からオーガニック栽培を実践しており、2020年に認証を取得しました。畑には化学肥料、除草剤は一切使用しません。また、ワインの醸造はSO2無添加で行います。葡萄畑はかつて、シャトー コルバン(サンテミリオン グラン クリュ)の所有地でしたが、1880年にフィリップの曾祖父、シャルル デュランの所有となりました。それから父から子へと4世代にわたり、ワイン造りとその情熱が受け継がれてきました。1986年にフィリップがシャトーを引き継ぎ、自然環境を尊重しながら近代化を図り、さらなる品質向上のために力を注いでいます。


丁寧な畑仕事が高品質な葡萄を育てる

フィリップは自然と完全に調和した畑から偉大なワインが生まれると考えています。「私たちにとって、葡萄を育てること、ワインを造ることは、毎年のシーズンと葡萄とのリズム、調和を物語るものです。テロワールを熟知し、品種の特性をよく理解し、ブドウの生育、醸造に関する深い知識を身に着けてこそ素晴らしい仕事を成し遂げることができる」とその哲学を語っています。葡萄の剪定はギヨー ドゥーブルで、摘芽を行い、生産量を調整し、風通しをよくします。「剪定の際に重要なのは、主幹が正しい形を保っているか(横に傾いていないか、高く伸びすぎていないか、など)を見極めることです」とフィリップは言います。注意深く剪定を行い、収量を制限し、より集約した葡萄を得られるようにしています。そのほかに、除草剤を使用するかわりに土を耕す、病害の対策はオーガニック栽培で認可されている硫黄と銅(ボルドー液)のみを使用するなど、畑仕事を丁寧に行なっています。また、収穫については、葡萄が完璧に成熟した状態で手摘みし、その際は葡萄を傷つけないよう小型のケースを使用しています。手摘みにすることで、畑で葡萄を選別することが可能となります。また、セラーでは選果テーブルを使用して葡萄をさらに選別し、除梗の後にも粒単位で選別を行うなど、合計3回もの選別作業を経て、完璧な葡萄のみを使用してワイン造りを行なっています。


粘土石灰質土壌で非常に日当たりが良く、水はけの良い斜面という葡萄栽培に理想的な条件の畑

ロシェ コルバンの10.5haの畑は、テルトル ド カロンと呼ばれる小高い丘の西側の斜面に広がっています。粘土石灰質土壌で非常に日当たりが良く、水はけの良い斜面という葡萄栽培に理想的な条件に恵まれています。メルロとカベルネ フランの他、ワインにより豊かな果実味を与えるために、2019年からマルベックの栽培も始めました。品質の高い葡萄を得るため、収量を厳しく制限し(45hL/ha)、病害対策には銅と硫黄のみを使用します。栽培する葡萄の約85%がメルロ、15%がカベルネ フランで、平均樹齢は45年です。15%は樹齢70年以上の古木で、最も古い区画はなんと樹齢140年のメルロを含んでいます。この畑は、曾祖父の代から5世代にわたって受け継がれてきたもので、葡萄はフィロキセラ禍の直後に植樹されました。


偉大なワインは土壌から生まれると考えています

「かれこれ30年間、除草剤は一切使用していません。そのかわりに畝の間の土を耕します。地中の生き物の生態系を変えないように、土をあまり深く掘り返さないよう心掛けています。また、畝の間には草を生やしています。ソラマメなどのマメ科の植物をカヴァークロップとして植えています。葡萄の木や実よりも先に、偉大なワインは土壌から生まれると考えています。生物多様性を維持するために、サンザシやイグサ、ヘーゼルナッツの木など様々な植物を畑の周辺に植えています。葡萄はギヨー ドゥーブルに剪定することで、収穫量をコントロールしています。剪定は通常、12月から3月の間に行いますが、このような期間をとることで、春の霜の害を避けるようにしています。たとえば、霜害に最も弱い区画は最後に剪定します。葡萄の栽培をより自然なものに近づけるほど、私たちの仕事は増え、観察とコントロールが必要になります。畑作業はすべて、私自身と娘のジュリエット、一人の従業員だけで行います。経験を積み、意欲のある少人数のチームで働いています。よほどの問題がない限り、外部から栽培チームを雇うことはありません。こうすることで葡萄を常に観察し、厳しくチェックすることが出来ます。ただし、収穫時期には約30人の収穫人のチームを編成し、1週間から10日間ほどかけて作業を行っています」とフィリップは話します。


合計3回の厳しい選別を行い、手間をかけて完璧なものだけを残します

葡萄は、合計3回の厳しい選別を行い、手間をかけて完璧なものだけを残します。まず、畑で選別しながら手摘みで収穫します。葡萄が傷つかないよう10kgのケースを使いセラーに運びます。除梗する前に選果テーブルを使い、人の手で丁寧に、しぼんだ粒や、枝や茎などを取り除きます。除梗した後、さらに人の手で粒ごとに選り分け、枝や梗が一切残らないようにし、完璧な葡萄だけを残します。このように手間暇をかけて選び抜いた最高の葡萄だけを使用することで、高品質なワインを造り出しています。


葡萄は除梗しますが、破砕せず、粒の状態で発酵を行います。メルロとカベルネ フランは別々に醸造します。アルコール発酵前に短いコールド マセラシオンを行います。アルコールの無い状態で、低温で数日間置くことで、果皮と果肉から色素やタンニン、アロマなどの要素をよりやさしく抽出することができ、種子からの荒々しいタンニンの抽出を抑えることができます。これにより醸造段階で、赤ワインの繊細なキャラクターを大きく変化させずに保つことができます。発酵は温度コントロールしたコンクリートタンクで行います。マロラクティック発酵は一部をフレンチオーク樽で行っています。熟成はコンクリートタンクとフレンチオーク樽で行います。2015年から醸造工程でのSO2の使用量を徐々に減らし、2017年からはSO2を一切添加していません。こうして出来上がるワインは、ピュアなフルーツの味わいがしっかりと感じられ、ボルドーのワインというよりも、造り手の個性が詰まったオリジナリティ溢れる仕上がりとなっています。






Chateau de Millery

シャトー ド ミルリー

フィジャック オーナーの秘蔵ファミリー ワイン!

フランス・ボルドー、サンテミリオンのシャトーの中でも、実力派のひとつとして知られる、シャトー・フィジャック。


そのフィジャックのオーナー、マノンクール家が同じサンテミリオンに所有する、わずか0.8haの畑から造られる、希少ワインがあるのを、ご存じでしょうか。


その名をシャトー ド ミルリーというこのワイン。ほぼ知られていないはずですが、それも当然です。


1943年からの長きにわたり、マノンクール家が所有するこのシャトー。シャトー フィジャックのチームが手掛けているという贅沢仕様ながら、オーナーのマノンクール家のファミリーワインとして、近年まで、彼らとその友人達だけが楽しんでいたワインなのです!


そんなファミリー秘蔵ワインを、世に出る出す事が決まったのは、2017年のこと。年産約4000本という少なさのため、信頼あるネゴシアン1社のみが扱う貴重品として出ることになったもの。


■シャトー概要■

畑面積:0.8ha

土壌:サンテミリオンのゆるやかな起伏の水はけのよい丘に位置する粘土石灰質土壌の畑。

ブドウ品種:メルロー90%/カベルネ・フラン10%

生産量:年産4000本

樹齢:約25~30年

新樽比率:20~30%


■『Wine Report』より抜粋■

シャトー・フィジャックのオーナーであるマノンクール家は、サンテミリオンに知られざる弟分のプティ・シャトーを2軒所有している。シャトー・ラ・フルール・プーレ(Chateau La Fleur Pourret)とシャトー・ド・ミルリー(Chateau de Millery)である。


フィジャックから東に300m離れたラ・フルール・プーレは2002年に購入したばかりだが、ミルリーはマノンクール家が1943年に購入した。ティエリー・マノンクールの母が、ドイツの捕虜となった将校の息子の帰還に備えて、兵役の報酬で取得した。ティエリーは1949年にフィジャックの当主となる一方で、ミルリーを秘密の花園として大切に育ててきた。


ミルリーはサンテミリオンから3キロ東の、トロロン・モンドに近い粘土石灰質プラトー(台地)にある。サンテミリオン・グラン・クリュ。0.8haの畑の栽培比率はメルロ90%とカベルネ・フラン10%。生産量は4000本。フィジャックも所有するティエリーの娘ブランディーヌ・ド・ ブリエ・マノンクール(Blandine de Brier Manoncourt)と姉、母らは「サンテミリオンのロマネ・コンティ」と呼んでいる。


「サンテミリオンのロマネ・コンティ」

ワイン造りはフレデリック・フェイ社長が率いるチームがフィジャックで行っている。コンサルタントは2015年からミシェル・ロラン。トロロン・モンドやカノンも監修するトマ・デュクロ(Thomas Duclos)も助言している。


一族の親族や友人や、一握りのレストランに届けられてきたが、長年の交流があるルグランと独占契約し、古いヴィンテージも含めて、市場で日の目を見ることになった。最初のヴィンテージは1943。ラベルはティエリーが描いたクラシックなものをそのまま使っている。


サステイナブルな栽培。収穫はフィジャックより遅い。20-30%の新樽比率で、1、2年の中古樽主体で15-20か月間の熟成。

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