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2023 12月開催 美味しいワイン会  テーマ『スペイン、アンダルシア』

シェリー フィノ ロス・マドロニャレス カトリコ・アグリコラ

Catolico Agricolaカトリコ・アグリコラ

生産者名: カトリコ・アグリコラ

原産地呼称:DOヘレス・ケレス・シェリー

品種:パロミノ




なめらかな口当たりを堪能できる、熟成を経た古酒タイプの辛口シェリー

パロミーノ・フィノ100%。フィノやマンサニージャとは違い、フロールが発生しなかったものを長期熟成したもの。大航海時代に最も飲まれていたと考えられるタイプで、ウイスキーでよく使われるシェリー樽は、オロロソの樽である事が多いです。明るく鮮やかな琥珀色。クルミのニュアンスを感じる熟成された繊細で上品な香り。凝縮された果実味がゆっくりと広がり、口当たりはビロードのように滑らか。赤みの肉料理やジビエ、熟成チーズと良く合います。


生産者について

ヘレスのブドウ栽培面積の約20%を網羅する、ブドウ生産者協同組合がアエコビです。1989年に4つの協同組合が合体して作られた組織で、 約1200の小規模ブドウ栽培農家からなります。元々は、ティオペペのゴンサレス・ビアス社などのシェリーメーカーに対して、原材料としてのブドウを販売していましたが、2008年には自社ブランドのシェリー開発に着手。遂に2011年にリリースされることになりました。


ブドウ生産量の約70%は、引続き大手メーカーへ供給されていますが、それ以外の厳選された上質なブドウはアレクサンドロ・シェリーとしてリリースされます。その残りの30%のうち28%はスペイン国内で消費されてしまい、輸出に回せるのは僅か2%程度とのことです!

シェリー アレクサンドロ・オロロソ

Alexandro Sherry Oloroso

生産者名: ブドウ生産者協同組合がアエコビ

原産地呼称:DOヘレス・ケレス・シェリー

品種:パロミノ




パレス・バルタはバルセロナから南西へ約40km程にあるスペインのスパークリング・ワイン「カバ」の一大産地ペネデスで、今から200年以上も前の1790年にクジネ家によって設立された、家族経営の生産者です。カバをはじめ、カジュアルレンジの赤・白ワイン、そして「ミクロ・キュヴェ」と呼ばれる良年のみ造る非常に高品質なワインを生産します。

恵まれた環境を活かし有機農法を実践。団体の認証は取得しておりませんが、オーガニックで栽培されている事がわかる様、バックラベルには「ORGANIC FARMING(有機農法)」と記載されたマークを表示しております。

収獲の終わった畑に羊を放牧して、収獲しなかった葡萄の実や葉を食べさせ、更にそこで糞をさせる事で自然な状態で畑に肥料を与えます。また受粉の時期には、契約の養蜂家のミツバチを畑に放つ事でミツバチに受粉の手助けをさせます。

羊飼いは羊に安全なエサを得る事ができ、養蜂家はそれを基にハチミツを造れるので、特に報酬等を支払う事はしなくとも利害関係が成り立っています。自然の生態系そのものを活用しただけではなく、地域の他業種とも上手にバランスを取り葡萄栽培を行っているのが印象的です。

また畑の一部は「フォワ自然公園」の中で開墾が認められている場所に位置し、手つかずの自然の中でユニークなミクロクリマの畑からワインが産み出されます。

例えばローズマリー等の野生のハーブが群生するエリアやフォア川の始点となる滝が流れ夏場でも涼しいエリアの畑、更には土壌も「石灰質」「赤い粘土」「粘土に小石の混ざる畑」「丸い石が表土を覆う畑」「とがった石」「化石の混ざった石」等、非常に多様性に富んでおります。


またパレス・バルタを象徴するのが2人の女性醸造家です。マルタはオーナー、ホアン・クジネ氏の妻であり、マリアはオーナーの弟ホセの妻でもあります。2人はそれぞれ、ヨーロッパやアメリカ等で醸造の経験を積んだ人物で、女性ならではの繊細な感性でワインを産み出します。『2人だから悩んだ時にも相談をしながらワイン造りが行える』というメリットがあり、1人の醸造家の色が全面に出たワインではなくバランスの良い味わいが造れるのだとか。

確かに産み出されるワインの味わいは畑や品種のキャラクターを最大限に表現しながらも、「醸造家の個性」が出しゃばった味わいではなく、ナチュラルな味わいに仕上がっています。特にこのパレス・バルタでの経験が蓄積されてきた2000年代中頃から品質が目覚ましく向上したように思えます。

それを裏付ける様に、スペインワインガイドの大御所「ギア・ペニン」の2005年版では「パレス・バルタのワインは驚くほど興味深い。今ノリにノっている」と絶賛し、更に2005年にイギリス、デキャンタ誌のスペインワイン担当ジョン・ラドフォード氏が「これから来るワイナリー、スペインTop20」に選んでおります。

ワイン・アドヴォケートでも「パレス・バルタはペネデスで羨望の的となっているワイナリーだ。」と紹介し、「国際的なワイナリーに成長するべく発展し続けている」と賞賛しています。


世界の一流レストランでオンリスト

パレス・バルタのワインはパリとロンドンに並び、ヨーロッパでの中でも最高級老舗ホテルという評判を受ける5つ星ホテル“リッツ・マドリッド”で採用され、メインダイニング「レストラン・ゴヤ」を始めとする全レストランへのオンリストは勿論、結婚式などのイベントでも使用されております。

また他にも、レストラン・マガジン誌が年に一度発表する「世界のレストランBEST50」にて、2013年度第一位に選ばれた「エル・セラー・デ・カン・ロカ」や、同じく「世界のレストランBEST50」にランクインしたメキシコの「ビコ」、パリの「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」、ゴードン・ラムゼイがプロデュースするロスのレストラン「ザ・ファット・カウ」、ドバイの高級日本食レストラン「ズマ」など、世界の一流レストランでパレスバルタのワインがオンリストされております。







カバ・ブリュット

CAVA BRUT NV

価格       ¥2,600 (希望小売価格)


生産者名:PARES BALTA (パレス・バルタ)

原産地呼称:D.O. CAVA

品種:パレリャーダ62% マカベオ22% チャレロ16%

醸造:16℃で2週間アルコール発酵、瓶内二次発酵後18ヶ月瓶熟。


香りも非常にエレガントでフレッシュな青リンゴや完熟した柑橘類のアロマ。非常に繊細で高地で収獲されたワインを思わせるフレッシュさ。何より丁寧に完熟を見極め収獲された繊細さがよく感じられます。


ペネデスを代表するカバメーカーとは言え、家族経営の造り手。お買い得な価格ながら大量生産の大手メーカーとは一線を画す、素晴らしい品質のお買い得カバです。




1990年代、まだ世界的に無名だったドゥエロ川下流の産地トロ地方が一躍注目産地となるきっかけとなり、その後もスーパー・スパニッシュを牽引してきたエグレン家のヌマンシア・テルメス。スペイン・ワイン界において不滅の金字塔を打ち立てたヌマンシア・テルメスのエグレン家が、更なるトロの魅力を求めて2007年より新たにスタートしたボデガがTeso La Monja(テソ・ラ・モンハ)です。今までエグレン家のワインは、リオハの伝統的なワイン造りを続けるシエラ・カンタブリアを除きテルマンシア、ヌマンシアやエル・プンティードなど醗酵前の低温浸漬と新フレンチバリックによるMLF後に熟成を行うモダンで主張がはっきりとしたスタイルのワインを得意としてきました。特にトロ地方で造られるテルマンシア、ヌマンシアはティンタ・デ・トロ種(トロ地方のテンプラニーリョ)特有の力強さを活かしたスタイルでトロをスペインを代表する銘醸地へと押し上げました。しかしテソ・ラ・モンハはエグレン家が今まで名声を築いてきたモダンで主張のはっきりとしたスタイルとは異なり、ティンタ・デ・トロ種の「可憐さ」や「奥ゆかしさ」を引き出すエグレンのワインとしても新たなスタイルに仕上がっております。


ヌマンシア、テルマンシアとは?

エストラテゴ・レアルでもお馴染みのエグレン家が、トロで手掛けていたボデガ、ヌマンシア・テルメスより産み出されるプレミアム・スパニッシュです。毎年コンスタントにワインガイドより高得点を獲得する中で、2007年のワイン・アドヴォケートでテルマンシア2004がスペイン・ワイン初となる100点満点を獲得した事により、その名声を確固たるものとします。


それだけの名声を得ながらもエグレン家が新たなボデガを設立したのには理由があります。醸造家のマルコス・エグレンはパワフルなスタイルのヌマンシアを造りながらも、「ティンタ・デ・トロ種」が繊細な一面も持っている事に気づきはじめ、ティンタ・デ・トロの清楚な魅力を引き出せるのではないかと感じ始めたからです。ティンタ・デ・トロは種が透けて見えるほど果肉が透き通っており、接ぎ木をしてない自根葡萄である事に加え、9月に入ると昼夜の寒暖差が30度もある独特の気候がワインにユニークな個性を与えるのではないかと考え、ヌマンシアとは全くキャラクターの異なるワインを造れないかと着想し始めます。そして修道女が居住していたと言い伝えられる丘にボデガを建設しました。ティンタ・デ・トロの清楚で奥ゆかしいキャラクターを表現したワインと修道女のイメージが重なった事から、ボデガ名もそのまま「テソ・ラ・モンハ」(Teso=丘 Monja=修道女)と命名しました。


ヌマンシア、テルマンシアを一言で言い表すなら「パワフル」に対し、テソ・ラ・モンハは「エレガント」という言葉が相応しいスタイルに仕上がっております。ちなみに、現在経営が他に移ったヌマンシア・テルメスですが、2008、2009ヴィンテージに関してはマルコスがアドバイス程度に参加していましたが、全くアドバイスが反映されなかった為、2010ヴィンテージからは全く関与していないそうです。ワイン・アドヴォケートで100点を獲得したテルマンシア2004ヴィンテージや、テソ・ラ・モンハのアラバスタの現在の収量は7~8hl/ha。それに比べ、現在のテルマンシアの収量は3倍から4倍に増えてしまったそうです。WA100点を獲得した当時のテルマンシアに勝るとも劣らない弛まぬ努力を行うテソ・ラ・モンハ。2013年版ギア・ペニンでワイナリー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、名実ともにトロ、そしてスペインのトップワイナリーの座を掴みました。


テソ・ラ・モンハの畑の情報

テソ・ラ・モンハでは、トロのテロワールを最大限表現するため、ビオディナミでの栽培を実施。平均樹齢50年以上、古いものでは130年以上の古樹を栽培しております。また、個性の異なる3ヵ所の村より収穫した葡萄をブレンドする事でワインに複雑味をもたせております(全て自社畑)。


Valdefinjas(バルデフィンハス)村

表面に小石が多く見られる砂質土壌。地上から数メートルの深さに粘土の層があります。比較的フレッシュな葡萄が収穫されます。


Villabuena(ビラブエナ)村

砂質の土壌。3つの畑の中では最も葡萄の成熟がゆっくりとしており、エレガントな葡萄に育ちます。


Jara(ハラ)村

バルデフィンハスよりも表面に小石が多く見られる砂質土壌。地上から2メートルの深さに粘土の層があります。凝縮した葡萄が育ち、ワインにコクを与えます。


■テソ・ラ・モンハ特製の醗酵層

マルコス・エグレンの目指す新たなトロのスタイルに仕上げる為にテソ・ラ・モンハ専用の醗酵層を特注しました。蓋が可動式となっており、蓋がタンクの中で回転する事で果帽と果汁をソフトに掻き混ぜ、無理のない優しい抽出が可能となります。この工程こそがマルコス・エグレンの目指すティンタ・デ・トロの、清楚で奥ゆかしいキャラクターを表現するスタイルの為の最も肝心な部分となります。更にタンク開放型にすることで高くなりがちなアルコール分の蒸発も促す事ができます。


2013年度版ギア・ペニン最優秀ワイナリー賞獲得

テソ・ラ・モンハは2013年版ギア・ペニンのプレミオ・ボデガ・デル・アニョ(最優秀ワイナリー賞)を獲得しました。プレミオ・ボデガ・デル・アニョとはすなわち、2013年版に掲載された約2000ワイナリーの頂点に立ったことを意味します。


ロバート・パーカーより高評価を獲得!

2013年11/8付のeRobertParker.comのコラムにて、テソ・ラ・モンハのロマニコとアルミレスが掲載されました。記事内でパーカーは、ロマニコについて「ブラックベリーとブラックカラント、スミレ、甘草などの甘い香り。コクのある官能的な質感と長い余韻。50ドル以上のワインのような味わい」と評し91点を付け、アルミレスには「グルナッシュは使っていないが、リッチさなどシャトーヌフ・デュ・パプを想起させられる。ブラックベリーやカシス、甘草やバーベキュー肉、炭などの香り。大規模な密度とコクのある口当たり、贅沢なエキス。ビロードの様なタンニンと、40秒も続く余韻。このクオリティなら3桁(100ドル)以上のワインとおもってしまう」と絶賛し94点を献上。ちなみにアルミレスは前2010ヴィンテージでもロバート・パーカーより94点を獲得しております。


ロマニコ

ROMANICO 2020

価格       ¥2,900 (希望小売価格)


生産者名:TESO LA MONJA (テソ・ラ・モンハ)

原産地呼称:D.O. TORO

品種:ティンタ・デ・トロ100%

樹齢:15~65年

醸造:100%除梗後26~28℃の定温管理を行い上面解放型ステンレスタンクにて8日間醗酵。軽いピジャージュを行いながら16~18日間マセラシオン。マロラクティック醗酵はステンレスタンクと旧フレンチ・バリック(ビクトリーノに使用した樽)内にて行い、旧フレンチバリックにて6ヶ月間熟成。


2020ヴィンテージ評価

ワイン・アドヴォケイト…92点


過去評価

ギア・ペニン…91点(2019)

ワイン・アドヴォケイト…91点(2019) 90点(2017)

ロバート・パーカー過去評価 92点(2010、2012、2014) 91点(2011、2013)


テソ・ラ・モンハのワイナリーポリシーである、ティンタ・デ・トロ種の「可憐さ」や「奥ゆかしさ」を引き出すという事に焦点を当て、強過ぎない抽出により優しい果実味と綺麗な酸を表現した、バランスの良いエレガントなタイプの味わいです。


醸造家のマルコス・エグレンは「優しくフルーティーな味わいとなっておりますので、バルやレストランはもちろん、各御家庭にて色々な料理とのマリアージュをお楽しみ下さい」とおすすめしております。




アルミレス

ALMIREZ 2021

価格       ¥3,900 (希望小売価格)


生産者名:TESO LA MONJA (テソ・ラ・モンハ)

原産地呼称:D.O. TORO

品種:ティンタ・デ・トロ100%

樹齢:15~65年

醸造:100%除梗後26~28℃の定温管理を行いながら上面解放型ステンレスタンクにて8日間醗酵。軽いピジャージュを行いながら14日間マセラシオン。フレンチ・バリック(新樽30%、ビクトリーノに使用した旧樽70%)内にてマロラクティック醗酵を行い同フレンチ・バリック内にて14ヶ月間熟成。


参考評価

ギア・ペニン…94点(2016,2019,2020) 93点(2018) 90点(2017)

ギア・プロエンサ…93点(2020) 92点(2016,2017)

ワイン・アドヴォケイト…93点(2020) 92点(2016,2019) 91点(2017)

ワイン・スペクテーター…90点(2019)

ジェームス・サックリング…93点(2017) 92点(2016) 91点(2018)

ヴィノス…94点(2018)

ジェブ・ダナック…93点(2019)


参考:ロバート・パーカー過去評価

94点(2010,2011) 93点(2012) 92+点(2013)


アルミレスを直訳すると「乳鉢」。薬草やスパイスなどを乳鉢にてすり潰してエキスを抽出する様に厳選した葡萄からトロのエキスを抽出して作られたワインという意味を込めて命名されました。


よく熟した赤い小さな果実香を中心に、黒系果実などフルーツのアロマ、ミントや黒胡椒、花のニュアンスが香ります。果実味も押し付けがましさがなく、自然に果実の旨味が広がる優しい味わいです。

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